大人のひとり住まい。
不動産のマーケットは、変わってきている。
日本全国の総世帯の3割が単身世帯になった今、
供給側の意識を、もっと柔軟にしていかないと。
といった示唆に富んだ、実例です。
ワタシが取材、執筆したスーモジャーナルの記事です。↓
http://suumo.jp/journal/2016/03/30/108465/
あ、そろそろ、ご近所の「阪大桜」も満開近し、ですね。
今年も、写真あっぷしませう。
山笑う。
屋上から、箕面の山々のショットです。コンデジのズームで、霞んで、あまり
笑っているようには見えません。。。
”山笑う”は春の季語です。このワードだけで秀逸な表現ですね。
”春山淡冶にして笑うが如く、”という古い中国の画家の言葉からきているそうです。
春山の後は、”たんや”と読みます。
”冶”は難しい字です。冶金工業なんて会社がありました。
金属を溶かすとかいう意味と、「なまめかしい」「心をとろけさせる」
という意味もあるらしいです。
「淡冶」。なんとなく「春」が伝わってきませんか。
で、箕面の山は何を「笑っている」のでしょうか。
冬の間、眠っていた山が生命の息吹とともに、目覚め、
その喜びを表しているのでしょうか。
もうひとつ。山と言えば、動かない、大きい、泰然の象徴のようなもの。
であるなら、
春と共に、俄かにあくせく動き出した地上の者ども。
日々、些細なことに振り回される社会生物を、嘲笑ってる?
こんなように感じているようでは、
夏井いつきセンセイに褒められる俳句は、できません。ですかね。
おしまい。。
アパレルだいじょーぶか?
http://gyokai-search.com/4-apparel-uriage.htm
↑リンク先を見ていただきたい。
こうなっていたとは。
ワタクシの世代で、アパレル業界といえば憧れの業界のひとつで、
高校卒業後→服飾専門学校→パタンナー→デザイナーの道を志した女子も多くいました。
ワタシのかってのなりわいであった広告業界でも、アパレルは花形スポンサーでしたです。
がしかし、この業界地図を見ればわかるように、
レ○運、○ト近、と外資の軍門に下り、上位はファストファッションというか、
小売りベースの企業ばかり。
ファションを企画し、製造し、売り、そして流行を生む。
その仕事にみんな憧れて、だから才能も集まり、ますますいいものが生まれてきたんですね。
今のアパレルにそんな吸引力があるか、という話で、
何が言いたいかというと。
いいモノ、いいサービスを供給し続けるためには、ヒトを集めなくてはならない。
そのためにも、業界イメージはとても大切だ、と。
不動産だいじょーぶか?
銀行だいじょーぶか?
軍師黒田、といっても官兵衛ではなく、総裁のほう。
その方が、マイナス金利というまたまたバズーカをぶっ放しました。
以来、銀行の株価は暴落しています。
本来、市中に回すべきマネーが、日銀に積み上がってて、そのペナルティーとして、
手数料を取ろうと日銀が決めたわけですが、
じゃ、国内にそれだけ資金需要はあるのかという話。
ないと思う。そこを市場は見ているから株価が下がっているんじゃないのか。
そもそも、企業に融資し金利で稼ぐ銀行のビジネスモデルの、
その将来性はどうなんだという話だと。
一方、個人の住宅ローンは、というと。
すでに住宅ローンから撤退している金融機関もあります。
規模の小さな信用金庫なんかでは、今の金利水準では、採算が取れないらしいです。
住宅ローンは、土地建物を担保としているわけですが、
これからの日本の不動産、
ますます、資産価値(担保価値)<債務、
となっていくのであれば、銀行のビジネスとしてはたして?
となるわけです。
国際的にも金利が上がる気配もない
(アメリカも怪しくなっています)
超高齢化社会の中で、消費も盛り上がらない、
googleやappleのような技術革新も、見当たらない。
マイナス金利政策が改めて見せてくれたのは、
銀行だいじょーぶか?だったのでは。
住宅ローンが心配ですわ。