千里中央駅から北へ、北大阪急行の延伸計画が昨年末に事業決定されました。
具体的には、新御堂筋に沿って北上し、船場を通って、今のキューズモール、
ちょっと前のカルフールと言ったほうがわかりやすいでしょうか、
そのあたりに仮称「新箕面」という新駅をつくり、
ここを起点に地下鉄御堂筋線と直結直通しようとするものです。
北大阪急行
■箕面市広報資料
http://www.city.minoh.lg.jp/kitakyu/documents/keikakugaiyousiryou.pdf

■プレス
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131218/waf13121823120030-n1.htm

萱野から西、粟生間谷までの地域は、
確かに便利とは言い難い鉄道駅からは遠い地区です。
千里中央、阪急箕面へ行くのもバス便しかなく都心への通勤は大変です。
箕面市では早くからこの延伸計画を実現すべく、
大阪府や北急に働きかけていたそうで、
30年来の悲願だそうです。

これによって箕面市の東部、
萱野から粟生間谷方面から大阪都心部へのアクセスが格段によくなり、
住宅開発も進み、住宅地として人気が出るかもしれません。

余談ですが、今の新御堂筋が、171で終わっていたころを思い出します。
やがて、山麓線ができ新御堂が171を越えました。

で、今の箕面トンネルの入り口辺りで突き当たるのですが、
ちょうどそのころバブル景気の真っ最中。突き当たり周辺に当時
「カフェバー」と呼ばれたレストランがぽつぽつと出現し、
週末は大阪市内からドライブがてらに来て、突き当たりでUターンする車が、
たくさんあって、ワタシはなかなか右折できず、怒っていましたが。

そんなところが、新駅のできそうな萱野、白島(はくしま)あたりです。

話はまた変わって、件の「北大阪急行電鉄」ですが、
阪急電鉄が、大半の株式を持つ、阪急の子会社だそうですが、
日本一「初乗運賃の安い鉄道」だそうです。

確かに、消費税増税前の26年2月時点で、
「千里中央」から「桃山台」まで、
おとな80円!

確かに安いです。なぜか?

北急は万博の開催に合わせて開業しています。
万博開業時には、千里中央から万博の会場まで結んでいました。
主力の輸送機関として、期間中2400万人(!)もの人を会場まで運んだという
万博で、儲かりすぎたんですね。
おかげで建設費を、あっというまに償還してしまった。
鉄道というのは、莫大な建設費を後々の運賃収入でもって
長年わたって償還するのが普通で、
北急はその必要がない、というわけです。

そこで、心配なのは、延伸ための費用です。
箕面と大阪府が起債も含めて何百億と負担するそうです。

開業して、箕面が便利になるのは大歓迎なのですが、
日本一「初乗運賃の安い鉄道」の看板は降ろさないでほしいと
思うのは、調子よすぎますかね。