軍師黒田、といっても官兵衛ではなく、総裁のほう。

その方が、マイナス金利というまたまたバズーカをぶっ放しました。

以来、銀行の株価は暴落しています。

本来、市中に回すべきマネーが、日銀に積み上がってて、そのペナルティーとして、

手数料を取ろうと日銀が決めたわけですが、

じゃ、国内にそれだけ資金需要はあるのかという話。

ないと思う。そこを市場は見ているから株価が下がっているんじゃないのか。

そもそも、企業に融資し金利で稼ぐ銀行のビジネスモデルの、

その将来性はどうなんだという話だと。

一方、個人の住宅ローンは、というと。

すでに住宅ローンから撤退している金融機関もあります。

規模の小さな信用金庫なんかでは、今の金利水準では、採算が取れないらしいです。

住宅ローンは、土地建物を担保としているわけですが、

これからの日本の不動産、

ますます、資産価値(担保価値)<債務、

となっていくのであれば、銀行のビジネスとしてはたして?

となるわけです。

国際的にも金利が上がる気配もない

(アメリカも怪しくなっています)

超高齢化社会の中で、消費も盛り上がらない、

googleやappleのような技術革新も、見当たらない。

マイナス金利政策が改めて見せてくれたのは、

銀行だいじょーぶか?だったのでは。

住宅ローンが心配ですわ。