街ing"まっちんぐ"~豊中・箕面・池田

豊中・箕面・池田の北摂3市を中心とした街の情報や、不動産関連のお役立ち情報を書いています。

カテゴリ: 「家」あれこれ

折込の住宅の広告を眺めてみる。

「家族の夢」「家族の理想」「家族のための。。。」

キャッチコピーに踊る「家族・・・」

住まいは家族のためにある、と、供給する方は考えていた。

新築マンション、分譲戸建て、注文建築のマーケットの主役は確かにそーなのだが。

では、家族ってなにか?

同居親族+外で下宿している子供も含めた社会単位。

じゃ、世帯は?

同居親族+親族じゃない同居人で、家計を同一にする単位。

世帯のカタチは多様化している。

大阪市内では、世帯の半分が単身世帯だそうだ。なんと、半分。

もちろん、独居老人というのも含まれるが、

学生でもなくいわゆる働き世代の単身住まいの増加が、大きい。

じゃ、その方たちの住まいはどうなっているのか?

ワンルームマンションは仮の住まいと考える人は多い。

満足できるひとり、ふたりの住まい。

ニーズと供給のギャップが、そこにないか。

いますこし、そのあたりをもっと考えなければ、と思う、

平成27年、節分の夕。でした。


「耐用年数」。
モノはいつまでもつか・使えるか、というギモンを難しく言う言葉ですね。

実はこれは税務署の用語で、資産(減価償却資産)が利用に耐える年数をいうもので、
長期にわたり反復使用したとき、その経済的価値は当然減っていくものですから、
価値の減価を、各年度に費用配分していく場合の、計算の基礎となる年数のことです。
例えば、鉄筋コンクリートの建物なら50年。
木造の住宅なら22年、と決められています。

え、たった22年!
でもこれは、なにも物理的寿命を言っているのはなく、
会計上の都合で決められているにすぎません。
が、しかし中古住宅の流通の現場では、確かに築22年の土地付住宅は、
土地値で取引されます。

でも、住めますよね。ほんとに価値ゼロですか。
「耐用年数」は、「決めてあるもの」で、「寿命」ではありません。
「寿命」は「決まるもの」で、統計では木造戸建住宅で、建築から解体まで、
平均ほぼ50年使用されています。
それでも、欧米の平均100年超と比べれば、約半分。
日本の住宅でも「寿命」は、伸ばすことができるはずです。
フローからストックへ。
建築も不動産もその大きな潮目に遭遇しているように思うのでした。

弊社のストック活用策。オドメーター10万キロジャストの営業車でした。
              ↓
10万キロ走行しました。









今日は一日中雨でした。でも、梅雨ですから、降ってもらわないと季節が進みません。
草木さんたちも、これで、お喜びのことと。。
         ↓
あじさい
で、普段、鉄筋コンクリートの建物の中で
空調を効かせてお仕事をしていると気づかないですが、
人が雨を凌いで、湿気を凌いで暮らすことは、
大変なことなんですね。

そこで、 日本人は昔から家屋とういうハードウェアの中に、
そのための英知を詰め込んできたそうです。
雨を凌ぐといえばまず、瓦屋根。
一枚一枚重ねて瓦を葺く。それによって、雨水の浸入を防ぎながら、
傾斜の中で生まれる隙間から、空気の循環を得て、湿度の調整機能も果たしていたそうです。
日本の瓦屋根はすごい!

そういえば、古い街並みに出会い、
あっ、いいなあ、と思わせてくれるのは、
墨色の濃淡で描かれる甍(いらか)の景色だったりしませんか。
そう、い・ら・か の波!といえば、「鯉のぼり」。唱歌ですね。季節外れですが、
いい歌なので、貼っておきます。

瓦にかかわらず、日本の家屋の持つ美しさと、気候風土に根ざした機能。
この価値を再認識し、お仕事にも生かしていきたいなぁ、と、
思った梅雨の一日でした。ありがとうございました。




 

「壊して建てる」から「直して使う」へ。
そう、住宅のことです。

日本では、全住宅流通量(中古流通+新築着工)のうち、
中古住宅の割合は、13%程度なのに比べて、
欧米では60~90%と、6倍程度の差があります。
昨今、これをどうにかせんと、いかんのとちゃうか、と。
国土交通省なんかは、研究し提言し、支援のための施策も
いろいろ打ち出しているようです。
不動産業界なんかは、そりゃ新築が売れた方が、いいのとちゃいますか。
という声が聞こえてきそうですが、それは違います。
住宅イメージ
http://www.mlit.go.jp/common/001002572.pdf
 
リンク先の資料にもありますが、
ようするに、少子化、世帯人口の減少、所得の減少、等々。
新築住宅で潤ってきた、かっての業界と違って
マーケット環境は一変しようとしているのです。
住宅マーケットにおいて、需要と供給のミスマッチがあります。
所得の下がった若い少人数世帯が新築戸建へいきますか?

一方で、子育てを終えた高齢のご夫婦だけの邸宅が、
土地値だけで、売買されようとしています。

「経済的残存対応年数」。
ケ・イ・ザ・イ・テ・キ・ザ・ン・ゾ・ン・タ・イ・・・・って早口言葉、ですかぁ。
難しいコトバですが、アメリカの中古住宅評価の基準です。
あと何年快適に使えるか。
つまり、設備を更新し、ちゃんとメンテナンスをすれば、
長く使えるから、評価も上がる、と。

翻って、日本では住宅の評価基準は築年数です。
で、20年経てば、ゼロ!ゼロですよ。
土地値でしか売れないから、再取得できなくなるわけです。

中古住宅⇒価値アップ⇒再取得⇒流通活性化、の流れを
行政が狙っているわけですが、
業界と、なんといっても、新築志向の消費者の意識がついていけるか、です。

市場経済ですから、消費者が望めば変わります。
中古流通と、インスペクションやリフォームなどの価値アップのためのサービスを、
ワンストップ
でどう提供するか。
銀行の担保評価をどうするか。
業界の方で、まずやらなければいけないことも多いと思います。
でも、どう考えても見通す先は、見えているように思いますが。


あついですね。このまま夏に突入するはずもないのは、わかっているのですが。。
暑さのせいじゃないけど、ブログを更新しようとしたものの、何も思い浮かばなくて。。。
 
そんな状態でいると、業界新聞が届きました。
その中で、共感したコラムから。
 
生涯で一番の高い買い物である「マイホーム」。
そこには、家族の夢が詰まっているはず。
でも、家というのは、無機質な材料でできた構造物にしか過ぎない。
言い換えれば道具。生活の道具である。
 
ですから、我々が提供できるのは、そして買っていただいたお客様に自慢して欲しいのは、
装置としての「家」じゃなく、そこから生まれる「暮らし」であると。
そんな趣旨のメッセージが、とある住宅メーカーの経営者から発せられていました。
 
ま、そのとおりだと思います。
もっと言えば、私たちが提供する「土地」もその大きな一部で、「道具」です。
 
ですから、その街、その場所でしか生まれない、暮らし、物語を、かけがいのないものにしていただきたい。
そのお手伝いこそ、我々の最大のサービスだと。
 
やっぱり暑いので最後に、さわやかな箕面の野鳥の声をどうぞ。
 
ありがとうございました。



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